モーニング娘。の新曲をテレビで見た。
新曲を、聴く、では無くて、見る、というのはいささか気になる表現ではある。しかし、総勢13人という彼女たちの作り出すステージはどこかしら演劇あるいはミュージカルめいていて、じっと耳を傾けるよりも見ている方がなんだか楽しい。

わたしにも、あんな時代があったなあ・・・。
笑顔で歌う彼女たちを見ていて、しみじみ思う。
新曲の歌詞で彼女たちは、いくつになっても青春なんだよって元気に言ってくれちゃってるけど、いやあ、やっぱり、青い時代っていうのは、そういつまでも続くわけじゃあない。

そう、青春は青い時代なんだ。
彼女たちの不和説がときどき取りざたされる。
そりゃ、いろいろあるさ。
わたしもいろいろあった。女の子が集団で何かをしようということになると、そこには必ず何かしら事件が起きるものだった。
男の集団というのを知らないのでそこにある世界は想像するだけだが、男たちの方が、いざ、ってときには手が出たり、足が出たりして、その手足を引っ込めたときには以前より仲良くなってたりっていうような、そういう単純な風通しのよさがあるように思う。
女の集団となると、なかなかややこしい。
表向きは何も無くても、一皮剥けばスゴイことになっていたりする。それをいちいち書いていては、このページが、どろどろ大河小説になってしまうであろう。

冴え返る女の園に静電気

冴え返るっていうのは、春の季語で、いったん暖かくなりかけたのにまた寒さが戻って来る、という様子をいう。
きのうまでボス面していたのが、今日は仲間はずれになったり、自分が仲間はずれになりたくないがために徒党を組んでみたり、と、女の園の力関係はホント、先が読めないのである。

娘をふたり持っているので、こういうことを考え出すと、ゆううつになってくる。
自ら体験したことから、何らかの処世術を教えてやりたいところなんだけども、どうやって今までやってこれたのか、振り返ってみても全く分からない。
ここらへん、まだ、青いってことかな。

いつまでも青春かあ・・・。
確かに、人と人とのことは、天国に行くその瞬間まで、理解できずに振り回されるものなのかもね。

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