阪神タイガースの調子がいいと、「気」が温かくいい感じになる気がする。阪神ファンでは無いけれど、まわりのひとたちのときめき光線を浴びているのかもしれない、野球の話がいつもより楽しい。

  マンションの目の前に高校のグラウンドがあって、練習試合でもあるのか、朝早くからやたらに気合の入った掛け声が響いているのだけれど、ふと、あのどう聞いても「おっさん集団」にしか聞こえない声の主たちが、少なくとも自分よりも半分しか生きていないことを思い、少なからずドキンとする。
  あの声を出している子たちの、倍の夏を迎えようとしているのか、わたしは・・・。

  ニュースでは今日も、ヒーローインタビューが熱い。典型的な「ら抜き言葉」だが、こういうのは気にならない。彼の興奮が伝わってきていいじゃないか。
  そしてこういうことを思いつつ、勝利の喜びを捉えている自分って、やっぱりトシとったなあ、と思う。顔を紅潮させて画面に映る彼もまた、知っている夏の数はわたしよりずっと少ない。
   

    白球が一瞬梅雨の空になる

                

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