鰯雲
2003年10月29日 ニチジョウのアレコレ近所の空き地が「芝生広場」になった。
すみっこに、いくつかの木のベンチとテーブル。それだけ。
それだけ。
あとは、ただ、芝生。けっこうひろーい芝生。
わーい!
実は、こういう場所が好き。
飾り立ててない、できるだけ自然のままの場所。最も、まるきり人の手の入っていない草むらだったら、花粉症にヤラれて「わーい」なんて言っていられないだろうが。
チョーコと、ボール投げをする。
しゃぼん玉遊びをする。
走り回る。
疲れたら、キャラメルを口に、ひとつずつ。
空を見上げると、一面の鰯雲。
「あー、雲の運動会だー。」
「違う、お店屋さんだー。」
「やっぱり、幼稚園だー。」
三歳児には、いろいろなものに見えるらしい。
鰯雲 指さす子らの夢あまた
ところで、この広場、「快適にみんなが過ごせるように」ということで、いくつかの取り決めがある。
それは、中学生以上のボール投げ禁止、だったり、ペットの入場禁止、だったり。
ただ、ペットについては、「犬の入っていいゾーン」というのが決められていて、そこならば、愛犬といっしょに走ったり、遊んだりできる。
チョーコと、ぼんやりのんびりしているときにも、そこには、何頭かの犬が遊んでいた。
・・・が、ふと見ると。
おじさんが一人、お昼寝中。
わざわざ、「犬ゾーン」で?。
日よけなのか顔の上に新聞を載せて、仰向けで、気持ちよさそう・・・。その周りを、犬たちが、不思議そうに近寄っている。
しかし、その人のペットらしい犬は見当たらない。
そこが「犬ゾーン」ということに気が付いていないのか。
それとも、お昼寝中に顔をなめられても嬉しいような無類の犬好きなのか。
おじさん、どっち?。
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