十月
2003年10月31日 ニチジョウのアレコレ ・・マヌケな「激怒」三題話。
まず、ここに何度か書いている、阪神タイガースファンの六歳児エミちゃんのお話。
日本シリーズを、甲子園に二夜連続で応援に出向いたほどの「あつーい」家庭に育った彼女。
が、最終戦では、思うに任せないタイガースにイラつき、涙し、テレビの前でやたら騒がしい母親に向かい、
「まあ、アイスでも食べたら。カリカリせんと。」
と、提案するという、意外な落ち着きを見せた。
しかし、福岡ダイエーホークスの日本一、という結末は、さすがに悔しかったのだろう、
「ママ、これからもー絶対にダイエーでお買い物したらアカンで!。」
涙ながらにそう訴えたらしい。
えーっ、せっかくの「優勝セール」やんかーと母親は思ったが、ほとぼりが冷めるまではいたしかたない、と、しばらくの間、娘連れでは(あくまでも娘連れでは)ダイエーでのお買い物は避けよう、と思ったそうである。
なのに。
なのに、数日後、エミちゃんは、お友達のお母さんからあることを伝え聞き、怒りが大噴火した。
それは。
なんと、近所に住む、タイガースの選手まさにその人自身が、
ダイエーでお買い物をしていた。
というものであった。
その二。
これは、わたしの話なんですが。
幼稚園バスの母親仲間と「ハロウィン」の仮装の話をしていたときのこと。
ハロウィン当日の朝、母親全員が何らかの仮装をして、バス停にいたら先生の反応はどうやろー、というような他愛も無い話の中で、一人の人に、
「あなたは、セーラー服なんかでバッチリいけそう。」
と、勧められた。
そのときには、「まー昔はわたしもロリコン向けキャラで鳴らしたもんさ」などと、多少悦にいってしまったのであるが、帰宅してよくよく考えてみると、
それって、単にセーラー服を着たというだけで「化け物」になる、
という趣旨だったのかもしれないと気が付いた。
その三。
・・・さっきまで覚えていたのだが、どーしても思い出せない。
この記憶力の貧困さに、激怒。
オパールの青溶かして十月の空
どこかあけっぴろげに明るい、十月の空がすきだ。
来年も、怒りながらも笑っていたい、そんな十月になっていて欲しい。
さよなら、十月。
まず、ここに何度か書いている、阪神タイガースファンの六歳児エミちゃんのお話。
日本シリーズを、甲子園に二夜連続で応援に出向いたほどの「あつーい」家庭に育った彼女。
が、最終戦では、思うに任せないタイガースにイラつき、涙し、テレビの前でやたら騒がしい母親に向かい、
「まあ、アイスでも食べたら。カリカリせんと。」
と、提案するという、意外な落ち着きを見せた。
しかし、福岡ダイエーホークスの日本一、という結末は、さすがに悔しかったのだろう、
「ママ、これからもー絶対にダイエーでお買い物したらアカンで!。」
涙ながらにそう訴えたらしい。
えーっ、せっかくの「優勝セール」やんかーと母親は思ったが、ほとぼりが冷めるまではいたしかたない、と、しばらくの間、娘連れでは(あくまでも娘連れでは)ダイエーでのお買い物は避けよう、と思ったそうである。
なのに。
なのに、数日後、エミちゃんは、お友達のお母さんからあることを伝え聞き、怒りが大噴火した。
それは。
なんと、近所に住む、タイガースの選手まさにその人自身が、
ダイエーでお買い物をしていた。
というものであった。
その二。
これは、わたしの話なんですが。
幼稚園バスの母親仲間と「ハロウィン」の仮装の話をしていたときのこと。
ハロウィン当日の朝、母親全員が何らかの仮装をして、バス停にいたら先生の反応はどうやろー、というような他愛も無い話の中で、一人の人に、
「あなたは、セーラー服なんかでバッチリいけそう。」
と、勧められた。
そのときには、「まー昔はわたしもロリコン向けキャラで鳴らしたもんさ」などと、多少悦にいってしまったのであるが、帰宅してよくよく考えてみると、
それって、単にセーラー服を着たというだけで「化け物」になる、
という趣旨だったのかもしれないと気が付いた。
その三。
・・・さっきまで覚えていたのだが、どーしても思い出せない。
この記憶力の貧困さに、激怒。
オパールの青溶かして十月の空
どこかあけっぴろげに明るい、十月の空がすきだ。
来年も、怒りながらも笑っていたい、そんな十月になっていて欲しい。
さよなら、十月。
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