小学校の音楽会に行った。
 ご近所の子供サンが多数出場されるので、なんとなく観たくなったのである。
 ・・・で、感動して帰って来た。
 わが子が出ているわけでもないのに?と言われる方もあるだろうが、なんか、「いい時間を過ごさせてもらった」と思った。
 
 誰かが、損得を考えずに、一生懸命頑張っているのを見ると、嬉しくなる。
 
 また、客席での「ビデオ撮影」が無い、これがいいのだ。
 単純に、手がふさがっていないので拍手が大きい、ということだけでは、無い。
 
 ビデオ撮りのときにつかう言葉は、
 「対象を、狙う」
 「対象を、捕らえる」
 狩猟みたい。そして、そういう目をしている人間の集団がいるということで、どこかその場は殺伐してしまうのかも。
 レンズで「獲物」を追う目の無い音楽会は、ステージを観るまなざしが、ひたすら暖かい。

   木琴のトレモロ団栗降らす雨

 それにしても、女の子の「お衣装」だけは、少し、参った。
 あそこまでのものを着せなければならないのかー、と思うとめまいがしそうになった。そう言えば去年、リーコのクラブ発表会の「衣装選び」でめまいを起こしたことのあるのだった。「前科者」としては、アタマが痛い。
 一瞬、制服のある名門小学校を受験させてみようかとさえ思ったよ。
 しかし、実は、ステージの上では、シンプルで子供らしい服が一番映えるということもなんとなく分かった。
 
 

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