マニキュアのラメを落とせば夜の秋

  
  涼しくなった。
  ルージュも、マニキュアも、そろそろ秋の色に移行したくなる。 
  いつも思うのだが、もう若くない女のファッションというのは、流行っているものを意識しながらも、全面的にそれに依存しないで自分なりに少しずつ取り入れていくもの、なんじゃないかな。
  メイクするにせよ、服を着るにせよ、流行っているものは知っていますよ、そしてわたしはそれをこんなふうに理解していますよ、そしてわたしはこういうふうに解釈して取り入れているんですよ・・・そういう主張があるといい。
  つまり、世の中の上っ面の情報を丸呑みしないで、自分の頭で考えてから発信しろということ。
  だから、本当は、ことファッションに限らない。
  ま、いずれにしても、ラメはもう止めよう。
  どうしようかな。

  さて、話は変わる。
  先日、ダンス大好きチョーコの話を書いた。
  しかし、この娘、幼稚園で運動会の踊りの練習をしているとき、先生から、
 「チョーコちゃん、ぜんぜんかわいくない。」
と、言われたんだそうである。
  この先生は、若くて(23才!)元気が良くて、その割に保護者あしらいも上手、という末頼もしい先生なのだが、今までも、味噌汁のことを、
 「汁も残したらあかんでー」
などと子供に向かって声を張り上げるなど、ちょっと、言葉には気を付けてくださいな、ということがあった。何せ、こちらは、夫の母親から、
 「味噌汁、じゃないでしょう、おみおつけ、でしょう。」
と、言い直しさせられるような環境なのであるから。汁、なんて孫の口から言葉が飛び出したら、別室呼び出しである(もちろん、わたしが、よ。)ついでに、この母の前では、方言もダメである。神戸っ子のよく使う、
 「○○しとーよ」(○○しているよ)
も、使ってはいけない。ご自分は、
 「なんぼやったかしら」
と、立派に関西弁をお遣いなのであるが。
  と、まあ、そういうわけで、今回も、
 「先生、また失言?」
かと思った。しかし、けなげにお遊戯の練習をする年少児に、「
ぜんぜんかわいくない」は、あんまりだと思ったので、よくよくチョーコに状況をたずねると、
 「あのね、そのときね、チョーコね、踊りながら叫んでたの。
  めんどくっせーなあ!!って。」
・・・・そりゃ、確かにかわいくないよ。
 
  
  

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