十一月
2004年11月3日 ニチジョウのアレコレ 青白き十一月を受け入れぬ
毎年なら今頃、この人工島にも、紅葉の季節が訪れている。
まっすぐに伸びた通りは、銀杏の落とす金色の葉でいっぱいに埋もれ、スポーツ・ジムの窓は、燃え立つようなフウの木の赤い色を映している。
それが、当たり前だと思っていた。
今年は塩害のせいか、銀杏は細々と青葉を伸ばして、頼りない日の光を蓄えようとし、フウの木は可愛らしいトゲトゲの実を実らせることもなく、薄い葉を縮らせている。
当たり前のことなんて、本当は、どこにも無いと知る。
毎年なら今頃、この人工島にも、紅葉の季節が訪れている。
まっすぐに伸びた通りは、銀杏の落とす金色の葉でいっぱいに埋もれ、スポーツ・ジムの窓は、燃え立つようなフウの木の赤い色を映している。
それが、当たり前だと思っていた。
今年は塩害のせいか、銀杏は細々と青葉を伸ばして、頼りない日の光を蓄えようとし、フウの木は可愛らしいトゲトゲの実を実らせることもなく、薄い葉を縮らせている。
当たり前のことなんて、本当は、どこにも無いと知る。
コメント