葱の花
2007年5月25日葱の花 拳は天に まっすぐに
この町は、梅田まで電車で30分なのだけど、あちこちに田畑が残っていて、わたしの家からも畑が見える。
腰のかかんだおじいさんが、幹線道路を越えて自転車でよろよろやってきて、ゆっくり、ゆっくり、ていねいに世話をしている。
今は、玉葱、その前は、いちご。
育ち始めたのは、茄子。伸び盛りの胡瓜。
草を刈り、水をやり、おじいさんは、野菜たちを、ほんとうにたいせつに、手塩にかけて面倒をみている。
なのに、その畑の中に、空き缶を放っていくやつがいるんだなあ。
おそらく通りすがりのやつだと思うけど。
夜、何も考えずについ、ってところだろうけど。
なんとも腹の立つこと。
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